製品案内

スパッタ付着防止剤不要で連続溶接を可能に!
各種ロボットでご使用いただけるよう、各メーカー・機種に適合するノズルを製作しております。
●従来の炭素系のノズルと異なり、素材にバインダー(粘結材)を使用せず特殊処理をしたニューグラファイト製のノズルです。
●耐熱、耐酸化性に優れているため、過酷な条件下での酸化磨耗はわずかです。(3,000℃)

受注生産となりますため、納期は2週間程かかります。
詳しくは下記カタログをご覧いただき、ご不明な点はお問い合わせをお待ちしております。

よくある問い合わせ

スパッタは着かない?

付着はします。が、溶着(融着)しませんので、ウエスや皮手袋をはめている指で擦っていただけると簡単に取れます。

割れる? (半自動で使いたい!)

強度が弱いので、ぶつけたり叩いたりすると割れてしまいます。
推奨は、ロボットおよび、自動機です。

熱に強い?

カタログ上3,000℃と謳っていますが、これは瞬間的な耐熱温度です。
実際、500Aクラスで10分以上の連続溶接を行うと先端が赤くなり軟化します。

オールカーボンと差込タイプの違いは?

オールカーボンはノズル内の奥まで侵入するスパッタに対して有効です。
差込タイプで先端カーボンヘッドの交換をする方が、ランニングコストを考慮するとお勧めです。

どんな形状でも作れる?

無垢(ブロック材)のカーボンから、職人が旋盤で削りだしているので、あらゆる形状の作製が可能です。
但し、強度面から肉厚が薄いと(1.5mm以下)要相談とさせて下さい。

セラミックノズルとの違いは?

両方耐スパッタの機能がありますが、弊社カーボンノズルは形状の種類が豊富です。

管理方法は?

使用していると先端表面が荒れてきます。定期的に1000番位のサンドペーパーで磨いてご使用下さい。

寿命は?

溶接条件の違いがあるので、一概には言えませんが、上記管理方法を徹底していただけますと、2~3ヵ月使用していただいているユーザーがいらっしゃいます。

欠点は?

・強度が弱い。
・スパッタの溶着が無い為、先端にスパッタが溜まってくるとリング状になり、自重でビード上に落下する事があります。
・高電流においての連続溶接の場合、軟化した先端にスパッタが食い付いて取れなくなることがあります。

消耗する?

ノズル清掃で擦っていると、若干の消耗はあります。
また、熱がかかる事で酸化消耗し、先端の肉が痩せていく感じになります。

お問い合わせ

弊社製品についてのお問い合わせは、
こちらで受付しております。

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